サラリーマンの時間の切り売りに疑問を感じた

なぜ、FIREしたいのかと問われれば、答えは『サラリーマンの限界を感じた』である。
サラリーマンの働き方は時間の切り売りである。
僕が都内で働いていた時は以下の通りだった。
6:00 起床(眠い・・・)
7:00 家を出る(帰りは何時かな・・・)
8:30 会社に着く(自転車やバスに乗り最寄駅へ、満員電車に乗りヘトヘト)
8:45 始業(朝会めんどくせー)
17:30 終業時間(だけど残業するよね)
19:00 退社(クタクタ)
20:30 帰宅(ここから、風呂、夕食)
これを月、火、水、木、金とやる。
家を出て帰宅するまで13時間30分である。一日の半分以上をサラリーマンの仕事の為に奪われるのである。ちなみに、睡眠時間6時間30分(少ないよ)として、残り4時間だ。4時間で食事、風呂をして家族との団欒や趣味の時間に充てるのには時間が短すぎないか?僕には短い。
もちろん、俺は私は仕事が楽しくて楽しくて仕方ない。給与なんかどうでも良いから今の会社で働くのが家族や趣味の時間よりも楽しい!って方には僕の考えが異常に思うでしょう。
でも、大多数の方は、別に今の仕事は好きではなく楽しくもないという方、多いと思います。
僕は思うのです。楽しくもない事に多くの時間を費やすには人生は短すぎる。
サラリーマンでは金持ちになれない(給与)
皆さんは給与に満足していますか?
新卒で働き始めて、おいくら給与年収が上がりました?10年で300万円昇給しました!500万円昇給しました!
・・・ほとんどいませんよね(笑) むしろ10年で100万円昇給しました!以下の方も多くいるはずです。
では、大きく昇給していない方は仕事ができない残念な方、素行の悪い終わってる方、ではないと思います(僕のブログに辿り着いた方にはそういう方は少ないはずです)
もう、これはしょうがないんですよ、サラリーマンだから(笑)
理由はまた別のブログで書きますが、サラリーマンの給与仕組みや、税金等理由は様々です。
ちなみに、僕は前職ではコインパーキングの開発営業をしていました。地主や企業に土地や月極駐車場を貸してもらいコインパーキングとする契約をとる営業です。
僕は自分で言うのも恥ずかしいですが、かなり優秀な営業マンでした。
1年目から6年目まで年間トップ、7年目が2位で8年目から11年目まで年間トップでした。
それも、新規獲得と新しい取り組みをして契約件数を伸ばしていました。
結局、13年間、その仕事をしていましたが、その間、マネジメントもして部門の中長期計画や部下の育成、新人の採用等多岐に渡る仕事をしていました。
さて、そんなエース級の仕事をしていた僕の給与はというと・・・40歳で550万(額面)です。
ちなみに、僕が開設した駐車場が稼ぎ出した売上は2億円です・・・。
自分でやった方が良くね・・・
ちなみに、同い年で営業成績も何年も未達な方がいました。結果、まさかの僕よりも先に課長になりました。なぜ?彼は労働組合の委員長まで上り詰めていたのです。労働組合を終えると直ちに課長へ昇進した。僕は彼の事は嫌いではありません。このような出世の仕方はありです。サラリーマンの世界は純粋に成績を伸ばしただけでは測りきれない世界です。太鼓を上手に叩けるのも立派なスキルです。
でも、そこまで上司や役員に媚びを売っても所得は大きく増えません。サラリーマンは成績を伸ばして結果を出す。ゴマスリを必死にして出世する。組合を頑張る。を、行っても大きく所得は増えません。
どうしたらええの(笑)
サラリーマンを見限った出会い
前述したように、僕はコインパーキングの営業をしていました。
土地の所有者である地主と交渉をしますし、お客様としてお付き合いもします。
一つの出会いで、僕は地主(=資産家)について見方が変わりました。
その方に会うまでは、地主=お客、契約を取れば僕の評価が上がる為の対象としてしか見ていませんでした(会社での自分が全て)
その方は、埼玉県の郊外に土地を所有していました(厳密に言えば所有者の息子)。
夏の暑い日に、初めてその方のお宅に飛び込み営業をかけました。対象の土地は郊外ですがJRの駅前にある更地です。パーク&ライド型のコインパーキングとして運営すれば、そこそこの利益は出る。月極駐車場賃料相場くらいの賃料は出せるなと、競合もなければ落とせるなと、いつものようにピンポンを押しました。
お家はいかにも先祖代々の地主にある広大なお家で、建物は古いけど綺麗にしてある品のある佇まいです。そんなご自宅から出てきたのは、僕と同じくらいの年齢の男性です(未婚)。
彼の格好はTシャツに短パン、そして何かストレスを持っていないニコニコした笑顔。その時は、ああ今日はお仕事休みなんだなと思っていました。
その日から何度か伺い交渉を重ねた結果、無事に契約締結できました。もちろん、全ての交渉は息子さんである彼が出ています。そう、いつもTシャツに短パン。
コインパーキングのオープン日に伺った際に、彼は僕にこう言いました。
『青い月さんは、すごいなー。一生懸命、営業をしていて。色々な事態にもしっかり対応していて。僕にはできないなー』
『前に僕は都内で卸の営業をしていたんだよ。でも、営業って大変でしょう、だから、辞めちゃった』
僕は、まー営業は大変ですよねー、今は何か別のお仕事ですか?と聞くと、
彼は『あ、会社員の仕事はしてないよ、ウチのアパートとか店に貸している土地、建物を管理してる。管理と言っても不動産屋に任せているからやる事はあまりないけど(笑)』
と言って、敷地内に案内してくれて見せてもらったのは、センチュリー(車)と建築中のヘーベルハウスである。なんでも、独身だけど自分の家としてヘーベルハウスを建てているとの事。
その時、僕は地主を利用して会社内で出世して得意になっていた。トップ営業マン、エースの称号をもらって鼻高々になっていた。
でも、営業が辛くて会社員を辞めた彼は、Tシャツに短パンで、いつもニコニコ、ヘーベルハウスにセンチュリーである。
当時の僕は千葉の地方都市で大和ハウスのアパートに妻と子供1人(当時は次男生まれていなかった)、夏でもスーツに革靴、トップ営業マンとして君臨し続ける為にギラギラ、車は奮発してランドクルーザープラドであった。
彼と僕の違いは何だ・・・そう、資産を持っているか持っていないかである!
サラーリマンでは一生労働だ、金持ちになれない。資産を持たなければと自覚したのだ。
その夏から、僕の資産形成が始まったのだ。
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